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羅生門

1950年
監督:黒澤 明
脚本:黒澤 明/橋本 忍
原作:芥川 龍之介
製作:箕浦 甚吾

 

おこがま採点:62点

『Rashomon』

朽ち果てた羅生門に雨風が強く吹き荒んでいる。

雨宿りの為、其処に二人の男が腰を下ろしていた。

一人は木樵り(志村 喬)、もう一人は旅法師(千秋 実)だ。

二人は隣り同志で座っている。

すると木樵りの男が、こう呟いた。

「う~ん。はあぁ。分かんねー、さっぱり分かんねー」

木樵りの言葉に反応して、旅法師は無言で彼に目を向ける。

再び沈黙。

そんな中、雨風に打たれ乍ら、一人の下人(上田 吉次郎)が羅生門へと走って来る。

どうやら、この男も羅生門で雨宿りが目的の様だ。

下人が蓑甲に入ったタイミングで、木樵りは話をこう続けた。

「何がなんだか分かんねー」

この呟きに興味を引かれた下人は二人に近づき、こう訊ねた。

「どうした?何が分かんねえんだ!?」

すると木樵りが、こう応える。

「こんな不思議な話、見た事もねー」

「だったら(俺に)話してみなよ。へっ、いい塩梅に、此処には物知りらしい坊さんもいるこった」

今度は下人に目を向ける旅法師。

そして木樵りの言葉を継いで旅法師も話を続けた。

「いや、物知りで名高い清水寺の強仁上人でも、おそらくこんな不思議な話は御存じあるまい」

「へ~、じゃあお前さんも其の不思議な話って云うのを知っているのかい?」

「この人(木樵り)と二人で、この目で見、この耳で聴いてきたばかりだ」

「どこで?」

「検非違使の庭で、だ」

「検非違使?」

「人が一人殺されたんだ」

BEN-HUR

1959年
監督:ウィリアム ワイラー
脚本:カール タンバーグ/マクスウェル アンダーソン/クリストファー フライ/ゴア ヴィダル/S・N バーマン
原作:ルー ウォーレス
製作:サム ジンバリスト/ウィリアム ワイラー
音楽:ミクロス ローザ

 

おこがま採点:84点

あらすじ↓

In the year of our Lord Judea,for nearly a century,had lain under the mastery of Rome.
キリスト誕生の年ユダヤはローマの支配下にあった。

In the seventh year of the reign of Augustus Caesar an imperial decree ordered every Judean each to return to his place of birth to be counted and taxed.
カエサル・アウグストゥスの支配7年目の年、全ユダヤ人は皇帝の命令で登録&課税の為、出身地に各々戻る事となった。

Converging ways of many of them led to their capital city, Jerusalem the troubled heart of their land.
多くの集団は彼等の首都都市に導かれ、エルサレムは騒然とした土地となる。

The old city was dominated by the fortress of Antonia the seat of Roman power and by the great golden temple the outward sign of an inward and imperishable faith.
その古い都市はローマの権力の中心地アントニア要塞&心の中の不滅の信仰を外界へのサインとした偉大な黄金寺
(ソロモンの神殿)によって支配されていた。

Even while they obeyed the will of Caesar the people clung proudly to their ancient heritage always remembering the promise of their prophets that one day there would be born among them a redeemer to bring them salvation and perfect freedom.
カエサルの意志に従っている間でさえ人々は古来の伝統をいつも思い返し誇らし氣にすがり付いた、
約束の預言者がある日人々の間に誕生し完全なる自由と救いをもたらしてくれる事を……