SOLARIS

2002年
監督:スティーヴン ソダーバーグ
脚本:スティーヴン ソダーバーグ
原作:スタニスワフ レム
製作:ジェームズ キャメロン/ジョン ランドー/レイ サンキーニ
製作総指揮:グレゴリー ジェイコブズ
音楽:クリフ マルチネス

 

おこがま採点:63点

あらすじ↓

GEORGE CLOONEY演じるクリス ケルヴィンは精神科医として患者の心のケアをする多忙な日々を送っていました。

そんな彼の元へ黒いコートを身に纏った怪しい二人組が訪れます。

彼等はクリスに一本の映像記録を観せました。

映像にはULRICH TUKUR演じる友人ドクター、ジバリアンが映っており、
ジバリアンはクリスに向かってこう語り掛けます。

「君の力が必要だ、惑星ソラリスに来て欲しい」

映像内で語るジバリアン自身は
「今の状況を口で説明するのが難しい」と話すだけで、とにかくクリスに対してソラリスに来てくれ、
と頼むばかり。

詳しい事情も分からぬままクリスは一人、ソラリスの軌道上を回り調査を行っている衛星ステーションへ赴くのですが……

どうも皆様こんにちは。

ここ最近映画を観れていなかったオガワトリーで御座います。

ブログも引越し致しまして、心機一転臨む所存ですので、これからも御見知りおきをば!!!

そんなこんなで久しぶりに観た映画であるソラリス。

オーシャンズシリーズを手掛けた監督スティーヴン ソダーバーグさん&製作にジェームズ キャメロンさんが
携わっているという事で興味が湧き、鑑賞してみたのですが。。。

……う~ん、先日観たSUCKER PUNCHに続き、ソラリスもどうなのでしょう…

いつもの様に、もう少し内容を掘り下げますが、宇宙ステーション内では確かに現実では起こりえない事が起こります。

それは“自分にとって大切な人が、寝ていると突如出現する”
というタモさんが案内人を務める世にも奇妙な物語的展開なストーリー。。。

クリスが宇宙ステーションに着いた時にジバリアンは自殺しており、先にステーションで調査していた男女のクルー二人も、「実際に経験しないと船内で起こっている事は理解出来ない」と、ジバリアンと同じ様な事を語るのみ。

そして、いざクリスの前に現れたのは、
過去自殺をしてしまったNATASCHA MCELHONE演じる妻のレイア ケルヴィンだったのですが。。。

といった感じで展開していきます。

さて、ここからは私の感想を中心に書かさせて頂きますね。

えっと、先ず言いたいのは、本作はそこそこの人生経験を積んだ方でないと、ポカ~~~~ンとする事でしょう…

多分、十代の人達では私の様なおこがま採点以下な駄作映画、という評価を下す方が多いかもしれません。

更に、おこがましい発言させて頂きますが、あまりスカっとした締め方をせず、
どちらかと云うとモヤモヤした感じで終わるのも私的にはマッチしなかったポイントですね。

本作は結構クセが強い部類の映画だと思うので、
「観て本当に良かった!!」と感じる人と私の様に「う~~ん…」と感じる人、
更には「つまらなさ過ぎる!!」という意見の方など好みがハッキリ分かれる事でしょう。

個人的に感じたのは、本作に限って言えば、
監督のスティーヴン ソダーバーグさんはスタンリー キューブリックさんが監督を務めた数々の映画を強く意識して本作を撮ったと思われます。
(寧ろジェームズ キャメロンさんが色々助言したのかも。。。)

中でも2001年宇宙の旅をとても意識していた様に私は感じました。

舞台は宇宙、常識の枠の外の存在を怪しくアップで写す技法、所々で流れる心地良くはないBGM、壊れていく精神。

どれもスタンリー キューブリック作品の特徴を踏襲している様に思えました。

あ、因みに、本作のソラリスはアメリカ版のリメイク映画であり、オリジナルは1972年に撮られた旧ソ連映画だそうです。

ダラダラと長い文に飽きて来た方もいるかもしれませんが、もう少し個人的に氣になったポイントを綴らさせて頂きます。

それは、テーマが曖昧だったなという点。

ベースはSF映画なのですが序盤の雰囲氣だと、SFホラーなのか!?と思いきや、SFサスペンス?だったり、
SFラヴストーリーだったりと、どこを明確な着地点にしているのかハッキリしていなかったのも
私の性格とマッチしなかったポイントですね。
(相変わらずおこがましいですね)

本作が明確な舵を取っていたのならば、おこがま採点も相当変わって来たと思います。

本作のカテゴリーは何ですか??

と問われたのなら、私はラヴストーリーです、と答えますが、その答えを導く迄の過程が少し右往左往し過ぎていましたね。
(またまたおこがましい発言です。。。)

地球では起こりえない現象を起こす未知の惑星ソラリス。

惑星自身が意識を持っているらしく、その人にとっての大事な人を具現化してくれるのですが、
血や肉はあれど、ソレは人間ではありません。

「妻は生きている、ここに存在する」と主張するクリスに対して、
クルーの一人は「ソレはソラリスが生み出した血と肉を持つ只のコピー」と両者の意見が対立する中、
コピー自身のレイアもその事に苦悩するという様相を呈します。

常識を超えた状況下で人間は何を考え、何が正しい行いなのか。

生と死、罪と罰、愛と憎しみ、結構考えさせられる様なテーマも散りばめられているので、
大人な方なら観てアリだとは思います。

それでは最後に、本作で氣になった1シーンを取り上げて締めさせて頂きます。

ディラン トマスの詩より
Though lovers be lost love shall not. And death shall have no dominion.
(愛する人が亡き後も愛は死なず。そして死は支配をやめる)

このシーンはじ~~んと来るものがあるので、涙腺弱い方はご注意を!

そして、本作観た他の方の感想読むと、結構皆さん号泣映画と位置付けているようです。
(感受性の鈍い私はダメダメですね。。。)

 

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