少年メリケンサック

2009年
監督:宮藤 官九郎
製作総指揮:黒澤 満
製作:岡田 真/服部 紹男
脚本:宮藤 官九郎
音楽:向井 秀徳

おこがま採点:70点

あらすじ↓

ユースケ サンタマリア演じる時田 英世はレコード会社社長。

時田が経営する会社に契約社員として勤める宮崎 あおい演じる栗田 かんな。

彼女は新人発掘部と銘打った部署で日夜ダイヤの原石とも言える新人ミュージシャンを探しています。

パっとしない新人ばかりを発掘する中、
ミクシーの中で栗田は少年メリケンサックというパンクバンドを見つけ出します。

そこには解散ライブの映像がUPされており、時田社長&栗田は少年メリケンサックの可能性を感じ、
直ぐにアポを取って売り出そうと試みます。

少年メリケンサックのベーシストのプロフィールには「1983~」という記載があった為、
これを年齢と間違えてしまった栗田さん。

しかし、実際はUPされていた解散ライブの開催日時の事を指しており、映像自体は25年も前の物で、
バンドメンバーも皆アラフィフな方々ばかり。

そんな現状を知ってしまった栗田は少年メリケンサックの売り込みを止めましょうと打診するのですが、
当の時田は彼等の正体を知らないまま、ツアー日程まで組んでしまい……

前回に続きまた邦画を観てみました。

バンドメンバーはベースに佐藤 浩市、ギターに木村 祐一、フロントマンに田口 トモロヲ、
ドラムに三宅 弘城というメンバー構成。

しかも皆、一クセも二クセもある面々。

田口 トモロヲ演じるフロントマンのジミーに至っては障害を抱えている事もあり満足に歌えない状態(´Д⊂

そんな色々な意味で問題だらけのバンドを栗田は挫折し乍も纏め上げ、全国を周っていくのですが。。。

個人的に佐藤 浩市演じるアキオが良かったですね。

監督&脚本がクドカンなのでどうしても演技がIWGPの長瀬や
木更津キャッツの岡田の様になってしまうのは否めませんが、
アキオが栗田に対してしきりに彼氏のチ〇コのでかさを追求しまくる描写に佐藤 浩市の新たな面を見た氣がしました。

本作に関して言うと、宮崎 あおいのしゃべりっぷりが篠原 ともえと被って仕方なかったです(´;ェ;`)

素の彼女は篠原 ともえとは似ても似つかない女性だとは思うのですが、
この映画だけで宮崎 あおいという女性を捉えるとそう感じてしまいました。。。

でも映画の彼女はとてもキュートでしっかり喜怒哀楽を表現し、その上手さが私には伝わって来ましたね(^◇^)v

むさいアラフィフを乗せたワゴン車に若い女性が一人しかいないという状況。

言葉のセクハラは受けまくるし、密室のワゴンの中でおならはこかれまくるし、メールは勝手に読まれるしと、
こんな惨状ならヒステリックになってもしょうがないと思ってしまいます。。。

そんな状況が続いた結果、精神の疲弊具合やバンドに対しての葛藤等もしっかり表現していたのはグッドでしたね!

話は変わって、起承転結の転あたりで栗田がメンバーについてハンディカムでインタビューを行うのですが、
ジミーのインタビュー描写にクスっときてしまいました(ノε`*)

詳しくは綴りませんが、バンドの解散理由についてインタビューされている時、ジミーは涙を流すのですが、
栗田には辛い過去を思い出しての涙と思いきや実は……

つーか、そんなんで涙流すなよ!という理由に私愕然!!

それで涙出ないだろうという現象でもクドカンにとっては泣けるシーンとして映像化するのですから
着眼点がユニークでしたね(o≧д≦)ノ

ラストも私的にはクドカンらしくて、まあアリかなと思えたので興味ある方は観てみて下さい。

基本テンヤワンヤなコメディ映画と軽く観れる方には楽しめると思います。

逆にガチガチに堅く映画を観る方には肌に合わないかもしれません。。。(;´Д`)

あ、最後に、キャストにピエール瀧もいるのですが、
やっぱり怪しく妖しくウサンクサイそのキャラクターがすごく本作の登場人物にマッチしていました!!

ピエール瀧が出演してくるだけでニヤリとしてしまうのは私だけでしょうか(o^冖^o)

この映画を観て、レッチリ聞き乍感想綴っていたら、
早くサマソニに行きたい衝動に駆られまくりなオガワトリーが御送り致しました(。・∀・)y

 

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