faces in the crowd

2011年
監督:ジュリアン マニャ
脚本:ジュリアン マニャ
製作:ジーン=チャールズ レヴィ/ケヴィン デウォルト/クレマン ミゼレ

 

おこがま採点:61点

『フェイシズ』

アンナ マーチャント(MILLA JOVOVICH)は仕事と恋の両方に満たされ順風満帆な人生を歩んでいた。

テレビをつけ、フィスブックをノートパソコンでチェックするアンナ。

するとテレビアナウンサーが、こんなニュースを語り出した。

「イーストサイドを脅かす連続殺人犯“涙のジャック”。5人目の犠牲者が今朝、発見されました。新情報が入り次第、お伝えします」

特段ニュースに関心を払う事なく、アンナはこの日も仕事場である幼稚園へと向かう。

仕事を終え、女友達2人と共にBARで御酒を楽しむアンナ。

楽しい時間を過ごし、アンナは一人、歩いて帰路へと就く。

帰り道の途中、工事中の橋へと差し掛かった。

工事現場に作業員は誰もいない。

只、現場の影に隠れて男と女が体を寄せ合いファックに及ぼうとしている。

氣まずい状況を目の当たりにした為、歩みを早め其の場を立ち去るアンナ。

だが次の瞬間。

後方から刃物で何かを切り裂いた様な鋭い音と一瞬の悲鳴がアンナの耳に届くのだった……

Julien Magnat監督作。
faces in the crowdを鑑賞してみました。

MILLA JOVOVICHさん主演と云う点に興味を惹かれた私OGAWATORY。

いざ観てみると。。。

まあまあ面白い!!!
(↑お前のコメントは常におこがましいな!!!!!)

上記のあらすじをもう少し掘り下げると↓
橋にいた男はニュースで話題になっている連続殺人犯“涙のジャック”だった。

この時点では犯人に未だ氣付かれていない。

急いで逃げようとするも運悪くアンナの携帯電話が鳴る。

着信音でアンナの存在を知った犯人。

逃げるアンナを追いかけ、転んだ彼女の髪を乱暴に掴み突き飛ばす。

犯人が持つ凶器のカミソリで掌を切り裂かれるアンナ。

揉み合いの末、アンナは橋桁から川へと落下する。

落下の際、工事用具に後頭部を激しく打ち付けた事により。。。

こんな感じの起パート。
更に、この先の展開は。
と言うと。。。

一命を取り留めるものの。
頭部強打の後遺症により。
アンナは人間の顔を識別出来なくなって了うのだった。
相貌失認と呼ばれる症状)

こう書くと。
何を言っているのかわからねーと思うが。。。←ポルナレフさんの台詞を一部拝借

要は。
人間の顔が全て同じに見えたり。
1枚の人物写真でも2回目3回目4回目……と見る度に別の顔になっていたりと。
個人の顔を限定的に捉える事が出来なくなる症状です。

記憶はちゃんとしている為。
鏡に映る自分の顔さえ他人の顔になって了い。
狼狽すると云うシーンも出て来ます。

扨、茲までのfaces in the crowdを観て。
真っ先に私の脳裏に浮かんだのは。
ジョジョリオンに登場する、あの子のスタンドです!
(ジョジョに詳しい方なら、皆さん私と同じキャラクターを想起する事でしょう)

ハイ、そうです。
東方つるぎのスタンド『Paper Moon King』ですね。

ジョジョリオン6巻に於ける。
つるぎちゃん&康穂ちゃんの展開なんて。
faces in the crowdにそっくり!!
(絶対、荒木さんは本映画を参考にしていると思いますよ!!)

話が脱線して了いましたね。

映画に関しては。
顔の識別能力を失ったアンナが。
犯人に狙われると共に。
警察と共に犯人の行方を追うと云った。
食うか食われるかの展開を描いて行きます。

症状として似ている映画を挙げるなら。
CHRISTOPHER NOLAN監督作の。
メメントでしょうかね。
(メメントの方が遥かに重い症状ですけど)

相貌失認によって犯人の顔を特定出来ないアンナ。
そして、アンナの相貌失認に付け入り堂々とアプローチして来る犯人←勿論この時の相好は真犯人じゃない!
(正体はクライマックスになって判明しますよ)

私個人の感想となりますけど。
faces in the crowdは。
設定が兎にも角にも面白い!!

まるで怪人20面相を相手にしたサスペンス劇。
1時間40分強の尺でも。
全く退屈する事なく。
鑑賞できました。
(最初から最後まで飽きさせず映画に集中させる事は良作の証だと思います!!)

更に。
鑑賞動機となったMILLA JOVOVICHさんの演技が。
また良いんですよ!!

着飾る事なく。
相貌失認症状を抱える一女性を。
見事に演じておりました!

MILLA JOVOVICHさんの様な俳優を拝見すると。
海外の役者さん達は。
レベルが高いな、と感じて了います。

因みに余談ですが。
この映画タイトルを機縁に。
初めてcrowdと云う単語を知りました。
(恥ずかしい話で御座います)←お前、頭良くないもんな!!!!!

crowd=群衆、人込み、観衆、聴衆。群がる、雑踏する、押し合う。

タイトルを訳すと。
“人込みの中の数多の顔”、“群衆に紛れる数々の顔”
と云ったところでしょうか。

ジョジョリオン好きは勿論。
サスペンス好きの方にも御覧頂きたい。
良作映画で御座います!!

さあ明日は愈々コミケ最終日&大晦日。
明日はコミケ会場に。
リンクさせて頂いている前田 有一さんも出展されるみたい故。
前田さんの本を買いに行こうと思います。
(前田さんの著書『それが映画をダメにする』も読み応えありましたからね!)

 

 

フェイシズ [Blu-ray]

↑MILLA JOVOVICHさんは見目麗しいな~

 

 

それが映画をダメにする

↑近々、完読感想を書こうと思います。