ELLE

2015年
監督:ポール ヴァーホーヴェン
脚本:デヴィッド バーク
原作:フィリップ ディジャン
製作:ミヒェル メルクト/サイド ベン サイド

 

おこがま採点:52点


ビデオゲーム会社の社長として成功を収めているミシェル(イザベル・ユペール)は、パリ郊外の高級住宅地に独り暮らし。ある午後、自宅で覆面の男に襲われた彼女は警察には通報せず、何事もなかったように、訪れた息子ヴァンサン(ジョナ・ブロケ)と夕食をともにする。以前は大麻を売っていた息子だが、最近、ファストフード店で働き始め、妊娠中の恋人ジョジー(アリス・イザーズ)との新居探しに夢中になっている。しかしミシェルは、常識はずれなジョジーの目的は母親である自分の財産ではと疑っていた。

翌日、いつもと変わりなく出社したミシェルは、新作ゲームの社内プレビューで、「オーガズムが弱すぎる」と容赦なくダメ出しする。担当ゲームデザイナーは激しく反発するが、彼女は意に介さなかった。

母イレーヌ(ジュディット・マーグル)のアパルトマンに生活費を届けに行くと、母は若い「恋人」と一緒だった。明らかに金銭目当ての男に辛辣な皮肉を浴びせたミシェルは、「もし私が再婚したら?」と母に訊かれ、「母さんを殺す」と言下に答える。その夜、帰宅した彼女に、見計らったかのようなタイミングで犯人からと思われる卑猥なメールが届く……

(パンフレットより一部引用・抜粋)

只今、上映中の。
PAUL VERHOEVEN監督作。
エルを観て来ました。

いつもの様に。
立川の映画館。
シネマシティさんへと御邪魔した私。

チケットをチェックして貰い、ロビーに入ると↓

ロビー内にあったポスターには。
VERHOEVENさんのサイン入りポスターが飾られておりました!

PAUL VERHOEVEN氏↓

可なりダンディーな御方で御座います!!

ELLEのパンフをパラ見して氣付いたのですが。
VERHOEVENさんって。
オランダ人なんですね。

ROBOCOPやSTARSHIP TROOPERS、HOLLOW MAN(インビジブル)等を経験した私としては。
氏はアメリカ人なのだろうと云う。
変な先入観を持っていました。。。
(↑オガワトリーよ、ココアのヴァンホーテンがオランダメーカーなのだから、アメリカ人はないだろう!)

サインのアップ画↓

VERHOEVEN氏の頭文字であるVが。
Xっぽくも見えるサインですね。

扨、ELLE本作へと話を移します。

カテゴリーとしては。
エロティックサスペンスでしょうか。

黒齣シーンから映画は始まり。
争っている様な音でしか情報を窺い知れない冒頭パート。

黒齣が開けて。
猫の顔のドアップシーン。

そして次のシーンでは。
明らかにレイプ後の女(主人公ミシェル)が仰臥している。。。

冒頭部分から。
何とも色々な意味で。
衝撃的展開で幕を開けるELLE。

このレイプ犯を。
警察の協力を得ずに。
追い詰めて行くと云ったサスペンス展開かと思いきや。

そう云った内容ではない。。。

PAUL VERHOEVEN監督作だったから。
意氣揚々と足を運んでみましたが。

私個人の感想としては。
「何を表現したいのか、能く分からない映画だったな」
です。

複雑な家庭環境で育った主人公が。
レイプされた後の。
日常生活を淡々と描いた映画。

其の様にしか言えない映画で御座います。

主人公を演じたISABELLE HUPPERTさんの艶っぽい裸体や。
ちょっと過激な暴力シーン等も登場する為。
はっきり言いまして。
学生諸君には全く御勧め出来ない作品です。

内容的に。
永い夫婦生活を歩んだ人ほど。
ELLEの持つ深淵に辿り着けるのだと思います(多分。。。)

まだまだ人生経験の浅い私などでは。
本作が何を表現したかったのかさえ。
理解出来ませんでしたが。

きっと、人生の経験値が高い方々なら。
圧倒的高評価を。
ELLEに下すのではないでしょうか。

私が鑑賞するには。
未だ早い映画だったのかも知れませんね。

因みに、モノガタリー67で取り上げた。
GANTZの作者である、奥 浩哉さんは。
『GANTZなSF映画論』で。
PAUL VERHOEVENさんの事を、こうも語っております↓

《悪趣味といえば、僕の場合、真っ先に思い浮かぶのがポール・ヴァーホーヴェンです。第二章の『ロボコップ』(1987年、米)のところですこし触れましたが、この監督の変態志向というか、エロもグロも隠さずに撮るという姿勢がすごく好きです。》

私もPAUL VERHOEVENさん映画は好きな為。
本作にも期待して映画館へと向かいましたが。。。

ちょっと肩透かしな映画で御座いましたとさ。

 

 

GANTZなSF映画論 (集英社新書)

↑とりあえず奥 浩哉さんの書籍を紹介致します(相変わらず汗牛充棟で御座います)

 

 

エル ELLE [Blu-ray]