STEAMBOY

2004年
監督:大友 克洋
脚本:大友 克洋/村井 さだゆき

 

おこがま採点:79点

1866年、マンチェスター。

科学の黎明期と云える時代で、
鈴木 杏演じるレイ スチムは天才科学者である祖父と父の血を色濃く受け継ぐ少年だった。

併し天才故の宿命なのか、レイの周りの悪ガキからは役立たずのガラクタを創る変人発明一家と
揶揄される。

実際のところ中村 嘉葎雄演じる祖父のロイド スチムと津嘉山 正種演じる父のエドワード スチムは
アメリカで或る実験研究をしていた。

其の研究とは超高圧蒸気を高密度の状態で封じ込めると云うものだった。

バレーボール位の鉄球に、計り知れない程の強大で強力な蒸気エネルギーを閉じ込める事に成功した
ロイド&エドワード。

そして何故か、其の鉄球(スチームボール)が異国の祖父からイギリスにいるレイの元に送り届けられた
事により……

皆様こんにちは。
新たな祝日として制定された。
山の日の本日を如何お過ごしですか。

そんな山の日の今日。
私が鑑賞した作品は。
大友 克洋さんが監督を務めた。
スチームボーイで御座います。

10年以上も前になる作品ですが。
今、観ても。
映像クオリティーが半端ないですね(^ヮ^)/

少し掘り下げるだけで。
結構ネタバレに通じて了う為。
あまり多くは綴りませんが。

起パートは。
夢の様なアイテム、スチームボールを巡る。
祖父ロイドと父エドワードとの争いに巻き込まれるレイを描き。

承パートは。
スチームボール(科学力)の虜となった父と共に道を歩もうとしていたレイの前に。
正しい科学の使い方を説く祖父が現れ。
両者間で起こる考えの相違に困惑するレイが描かれ。

そして転パートでは。
“人類を幸せに導くはずの科学”と云う大義名分が。
結局のところ、戦争に利用されるだけでしかないのか。。。
と云った問題に立ち向かうレイの姿が描かれております。

なかなかに深い部分を表現していますし。
蒸気機関や。
歯車や。
ユニークなカラクリ等がふんだんに盛り込まれている為。
男性なら可なりワクテカし乍、観れるのではないでしょうかヽ(゚∀゚ )ノ

大友 克洋さんイコール。
AKIRAだと。
答える方が多いかも知れませんが。

本作STEAMBOYも。
AKIRAに負けず劣らず。
素晴らしい映画で御座います。
(おこがま映画道に上げている大友さん絡みネタと云ったら、あとSHORT PEACEがありましたね)

未見の方には。
是非とも御覧頂きたい1本です!
(振り返ってみると、AKIRAに関してはおこがま採点をしていないですね(*・з・))
↑ちゃんと観たら、どう云うおこがま採点になるのだろう。。。

只、観るなら。
映画館で観たいクオリティーですね。

公開当時。
劇場へと足を運び。
STEAMBOYを観た私ですが。

TV画面だからこそ分かる。
細かい描写も多分にありますが。
結パートに於けるレイの大活躍や。
圧倒的なスケールで描かれているアレのギミック等は。
もう一度劇場で体験してみたい!!、と思いました。

そうそう観ていて感じたのですが。
レイの祖父のロイドって。
モデルは絶対BACK TO THE FUTUREのドクじゃないですかね!!?

雰囲氣も然ること乍。
ドクの俳優名である。
CHRISTOPHER LLOYD氏から。
ロイドと云う名前を引用している氣が。。。
(私と同じ様に思っている方もいるのでは!?)
↑若しくは大友さんが、どこかでこんな話をしていたりして(;^ω^A)

2時間以上の尺を持っている為。
じっくりとSTEAMBOYの世界を楽しんでみて下さい。

因みに、ここで残念情報が。
カミさんから本作の興行収入を聞いたのですが。。。
(↑wikipediaより)

総製作費24億円に対し。
興行収入11億6000万円と云う。
大爆死な結果だった様です(´Д⊂)
(興行収入はどうであれ、私はSTEAMBOY好きですよ)←フォローになっていませんね。。。

上記で“男性なら”可なりワクテカ出来ると残しましたが。
女性には。
あまりmatchしなかったのでしょうね(-_-;)
(事実カミさんもSTEAMBOYの世界観は女性受け悪そう、と語っておりました)

只、本当に作品クオリティーは凄まじく。
絵描きのカミさん曰く。
「或るキャラクターが嵌めている手袋の描き込みがとてつもない!!!」
と感嘆しておりました(^ヮ^)/

絵に携わる方なら。
STEAMBOYには。
とんでもない程の。
スゴ味があるッ!
と感じて頂けるのではないでしょうか!!

どっかの劇場(立川シネマさん)で。
revival上映されないかな。。。

スカウター狂ってクラッシュするほどの。
戦闘力24億円の映像描写を。
再び体験したいものです。

追記
本作には小西 真奈美演じるスカーレット オハラと云う富豪娘のヒロインが登場して来ます。
「私の財団が開発した銃によって南北戦争の決着が付いた」
的な台詞がある事から。
オハラ財団のモデルはウィンチェスター家を意識しているかも知れませんね。
(↑これがキッカケで荒木 飛呂彦さんのWinchester Mystery Houseを読み返して了いました!)

因みに。
何かの映画で(THE CABIN IN THE WOODSだったかな)
“南北戦争に於いて北は青の軍服、南は灰色の軍服を纏い戦った”
みたいなネタがありましたが。

このヤフー知恵袋を参考にする限りでは。
そんな事実は特に無かった様ですね。
(映画も漫画も色々な事がネタになり勉強になります( ̄~ ̄)ξ)

THE CABIN IN THE WOODSのリンクを貼ったら。
改めて、この映画も。
観直したくなったオガワトリーで御座います。
(前田さんのキャビンに対する評価がとても高いですしおすし!!)

 

 

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