THE TAKING OF PELHAM 123

2009年
監督:トニー スコット
脚本:ブライアン ヘルゲランド
原作:ジョン ゴーディー
音楽:ハリー グレッグソン=ウィリアムズ

おこがま採点:70点

作品名「サブウェイ123 激突」

あらすじ↓

DENZEL WASHINGTON演じるガーバーはNY運行司令室で地下鉄に指示を送る司令官。

今日も地下鉄への指示を出していたところ、停車駅でもないのに停止した一台の車両が目に留まります。

無線で訳を聞いても、応答なし。

実はこの1時23分発のペラム行はJOHN TRAVOLTA演じる
ライダー一味によって車両をジャックされていました。

先頭車両以外を切り離したペラム行きは20人弱の乗客を人質に、
先頭車両に立て籠もり線路のド真ん中に籠城します。

そこへ、たまたま無線通信を行ったガーバーは、
ライダーからの指名もあって交渉役に抜擢されてしまいます。

ガーバーからの要求は、
「1時間後に1000万ドルを用意しろ、用意出来なかったら1分遅れる毎に人質を一人ずつ殺していく」

という無慈悲なもの。

1時間というリミットを設けた交渉は難儀し、物語は犯人グループ優勢で進んでいき……

トニー スコットが監督という事で結構楽しみにして観てみた訳ですが。。。

起承転結の転までは熱い内容で凄く良かったのに、結に向かうにつれ、
勢いがどんどん弱くなっていった感が否めなかったです。(おこがましい発言ですね(´;ω;`))

トニー スコットと言えば、トップ ガンやドミノ、デジャブの監督さんな訳ですが、改めて作品おさらいしてみても、
どれも途中までは激熱なのに、終盤に差し掛かると何か勢いが落ちるなあ……

と感じるのは私だけでしょうか。。。

そして綴っていて氣付いたのですが、
本作のDENZEL WASHINGTONの起用はこれの前作であるデジャヴとの絡みがあったからなのでしょうかね??

何かデジャヴの時よりも太った感じを受けたのですが、私の記憶が曖昧なだけでしょうか!!?Σ(°д°lll)

ちなみに、本作はジョニー デップのニック オブ タイムの様に、
リミットが刻一刻と無くなっていくのが観客にも伝わる様に要所要所で残り時間をちゃんと表示したところは、
私的に凄く良かったです(^ヮ^)/

ニック オブ タイムの方はガチガチに映画の尺をリアルタイムに従順して創られていましたが、
本作もその辺を意識したのか、しきりにライダーがカウントダウンをして臨場感を煽っていました。
(というか、24 -TWENTY FOUR-を例えに出した方が分かり易かったですね。。。
私24 -TWENTY FOUR-一度も観た事がないですけど。。。)

もうちょっと尺を長くし、話を膨らませればもっと面白い作品になったと思うだけに残念な映画でした(ノω・、)

途中、交渉役のガーバーが上司からの命令で、後は警察に任せてお前は帰れ!!と言われるのですが、
話相手が数秒ガーバーから代わっただけなのに、人質の一人を撃ち殺すって、ライダーさん、
あんたどんだけ駄々っ子&セルフィッシュなんだよ!!!

と、一人ツッコんでしまった私。

そんなライダーさんに私は千尋に絡む坊を思い出してしまいました。。。

千と千尋の坊もかなり我が儘ですが、本作のライダーさんは坊を遥かに超えた自己中。

ライダーの我が儘一つでリアルに人質が殺されてしまったのだから、画太郎先生もビツクリなその外道っぷり!!

むしろ漫 画太郎の作品にライダーが登場しても、何の違和感も無い事でしょう。。

そんなこんなで私的に氣になったのは、時間が一つのキーポイントであった為か、
ちょこちょこライダーの腕時計を映す描写があるのですが、その腕時計がBREITLINGだった事に痺れました!!(o^冖^o)

時計もブランド位しか分からない知識な私ですが、
エリートな道を歩いて来たライダーが地下鉄ジャック事件のリーダーという地位にまで落ちぶれ、
外見からもアウトローバリバリな容姿なのに、逞しい腕にはBREITLINGのゴツイ時計。

時計について、そこそこ興味ある人間としては中々ソソル描写でした(“▽”*)

ちなみに、映画とは関係ないですが、私の好きな銀ブランドの一つであるTRAVIS WALKER、
彼も腕時計はBREITLINGを着用されている様です。(本当どうでもいい話で恐縮です。)

内容としては、舞台が地下鉄で交渉現場を追って展開していく、
という結構取り上げられているテーマかもしれませんが、
基本地下鉄&運行司令室という二つの閉塞された空間で物語を進めているのに、ダレさせない撮り方は素人な私でも巧いな。。。

と思いました(´・ω・)y

個人的にはJOHN TRAVOLTAは悪役の方がハマル氣がしますね

フェイスオフやソードフィッシュもダークサイドなJOHN TRAVOLTA、なかなか良かったです(^◇^)v

ただ、もう一度言いますが、私としては面白いだけに本当に残念な映画でした(ノ◇≦。)

それと、ネット観ていたら、キングアーサー同様、前田有一さんの評価も出ていたので、一部をコピペさせて頂きます。

本作の前田さんの点数は75点でした。
(前回同様、私がブログ綴った後に前田さんのページを観たので、あしからず。)↓

ニューヨークの地下鉄がハイジャックされた。犯行グループは先頭車両に人質の乗客とともに乗り込んだ後、切り離して停止。異変を察知した運行司令室では、たまたま当直だったベテラン職員ウォルター(デンゼル・ワシントン)が犯人との交信に成功。だが主犯格でライダーと名乗る男(ジョン・トラヴォルタ)の要求はとんでもないものだった。「1時間以内にニューヨーク市に1000万ドルを要求する。時間をすぎれば人質を一人ずつ殺す」

地下鉄を舞台にしたテロを、男と男の頭脳戦として描く本作は、期待通りの骨太サスペンス。あわれテロリストに気に入られてしまった交渉役の職員はじめ、警察や市長ら、男だらけの汗臭い騙しあい、腹の探り合いは、時折緊張感を和らげるユーモアをはさみながら、小気味よく展開する。

プロフェッショナルたちが自らの誇りをかけて、もてる知識、組織力、経験をフル動員して戦う姿が胸躍る。男が楽しめる仕事映画、的な一面も持ち合わせているといえよう。

とくに主人公は、犯罪者と対峙するプロでこそないが、地下鉄については誰にも負けないベテラン。持ち前の機転で、話術だけを武器に恐るべき頭脳犯と渡り合う。その一進一退の攻防、中でも乗客のひとりである男子学生の命を救うために、マイク越しに犯人を説得する場面の緊張感などは相当なものだ。

実際に役者を線路におろして撮影された映像も迫力がある。この路線には東京メトロ銀座線のように、集電用の3つ目のレールがあるため、万が一それを踏んだら600ボルトのパワーでいい具合に痺れてあの世生き。また、隣の線路を通り過ぎる車両の風圧も相当なもので、何かにつかまっていないと体ごと巻き込まれてしまうほどだという。ハリウッド映画といえど、こうした場所で撮影許可が出たのは稀であろう。

単なる善人ばかりでない登場人物の中で、とくに人物造形が光るのがジェームズ・ガンドルフィーニ演じるニューヨーク市長。くえない政治家だが、だからこそラストで主人公とする約束に、説得力と頼もしさを与えてくれる。映画として最後をきっちり締めるために、地味ながらこの人物の果たした役割は大きい。

金融危機や同時多発テロ、インターネット等々、現代的な要素をつめこんで生まれ変わった傑作地下鉄ムービー。普通に今みるなら、オリジナルをも凌駕する面白さ。オススメである。

因みに本作の原作はもう過去に二回映画化されているんですね!!

その事実を知って、過去のTHE TAKING OF PELHAM 123の映画にも興味が湧いたオガワトリーでした!!

 

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