SHORT PEACE

2013年
監督:大友 克洋/森本 晃司/森田 修平/安藤 裕章/カトキ ハジメ
脚本:大友 克洋/森田 修平/石井 克人/カトキ ハジメ
原作:大友 克洋

 

おこがま採点:70点

はい、皆様こんばんは。

早いもので、少し前にモノガタリーで綴っていたSHORT PEACEの公開が本日となりました!!

夕方からの上映回に足を運んでみた私達。

公開初日もあってか、劇場は勿論満員御礼ヽ(゚∀゚ )ノ

更に、観覧者の中には鉄雄のTシャツを着ている若者の姿もあり、
今も衰えない大友さんへの人氣の高さを窺い知れましたね(^ヮ^)/

さて、肝心の内容に関してですが…

御存知の方が多いかも知れませんが、本作は4つの短編作品が詰め込まれたオムニバス映画となって居ります。

故に、監督の方々を列挙させて頂いた次第で御座います。

更にいつもの書き出しの様に“あらすじ”と云う一括りでは表現出来そうにないので、
今回は淡々とした内容で綴らさせて頂きます。。。

先ず、4つの作品とは森田監督の『九十九』、大友監督の『火要鎮』、安藤監督の『GAMBO』、
そして最後を飾るカトキ監督の『武器よさらば』です。
(因みに森本監督は4つの作品が始まる前の、OPENING MOVIEを担当されています)

さて、それでは各々の作品について紐解いて行きましょう。

1作目に当たる『九十九』ですが。。。

始まりは大雨降る山の中、山寺 宏一演じる一人の男が小さな祠で小休憩するところから。

祠の扉を開くと、中には使い古された茶碗や箪笥や掛け軸&琵琶等、あらゆる物が廃棄されていました。

そんな所謂ゴミの山を横目に、男は目を閉じて休もうと思った次の瞬間!!

目を開くと、男は祠の中から八畳一間のとても小綺麗な部屋の中に身を置いていました。

何が起こったのか訳が分からないと云った男の前に、多数のボロボロに使い古された傘の物の怪が登場してきて……

こんな感じの御話『九十九』からSHORT PEACEは幕を開きます。

九十九に続いて2作目は、大友監督の『火要鎮』(ひのようじん)です。

こちらの御話は。。。

舞台は多分江戸時代。

早見 沙織演じるお若と森田 成一演じる松吉は家を隣同士として育った幼馴染。

子供だった二人はやがて大人となり、松吉は江戸の火消し(消防士)となりました。

その一方、お若は松吉の事が氣になっていたにも関わらず、
好きでもない男性に嫁ぐ事を親の判断で決められて了います。

そんな決められた婚姻の重荷から、呆然自失となって了うお若。

何も手に付かず、何氣なく扇を飛ばして紙人形を倒す遊びをしていたところ。

意図せず扇が灯篭の中へ入り、みるみるお若の部屋を燃やしていって了います。

助けを呼ぼうとしたお若でしたが、将来の結婚に嫌氣が差したのか、助けを呼ぶ事なくその場をスルーして了います。

結果、火はみるみる大きくなり、やがて松吉の家をも飲み込んだ豪火は逃げ惑うお若を追い詰めて行き……

と云ったストーリーの火要鎮。

更に続いて3作目の『GAMBO』ですが。

この御話は“ド”が付く程のシンプルストーリーでありまして。。。

詳しくは分かりませんが、キリスト教が伝来した位の時代。

山奥の村に、突如未確認飛行物体が墜落了す。

その中には鬼の様な姿の宇宙人が乗っていました。

鬼は村の娘を誘拐し、強引にまぐわって人間の女に鬼の子を孕ませていました。

人間ではどうしようもないそんな事態に、一頭の白い大熊が鬼に戦いを挑む事となり……

そして最後はカトキ監督の『武器よさらば』

あらすじと了しては。。。

舞台は近未来の荒廃した東京(新宿)。

何が原因かは謎ですが、大きいビルは色褪せ、
砂漠の様な大地へと変貌してしまった新宿を5人の男達は車で走っていました。

精密機器を駆使しポイントポイントを調査する事を生業としていた5人の男達の行く手を、
無人のキラーマシーンが阻みます。

こうして、超ハイテクで無慈悲なキラーマシーンを前に、5人の男達は連携してマシーン破壊を試みるのですが……

こんな感じの以上4作品。

個人的には火要鎮がBEST MOVIEだったかな(*´д`)

SHORT PEACEのタイトルの“O”を日の丸にしているだけあって、
日本を象徴する富士山の描写を多く取り込んでいる事がとても印象的でしたね!!

OPENING MOVIEに関して言うと、観ていて私は「PROMETHEUSを彷彿とさせる表現だな」と感じました( ̄~ ̄)ξ

更に武器よさらばに関しても
「キラーマシーンの造形、少し9のビーストと似ているな」等とも思い乍鑑賞していました(^-^)

17時前に観て18時過ぎには終了していたので、尺的にはそんなに長くないSHORT PEACE。

短い尺でもしっかり楽しめるクオリティーには仕上がっていたと思うので、時間がある方は是非ご覧になってみて下さい。
(↑今日もおこがましい発言が目立つブログ内容で申し訳御座いません(´;ω;`))

同じ公開日だったジブリ作品『風立ちぬ』の影響で劇場の人混みは半端なかったですが、
風立ちぬよりも本作を観て頂きたいと個人的には思います。
(何故ならリンクしている前田 有一さんの風立ちぬの評価が…

そんな訳で、SHORT PEACEの中でも大友さん監督の火要鎮には括目してみて下さい。
(↑葛飾北斎の様な絵が、アニメーションで動くというかなり衝撃的な表現をされていますよ(*´д`))

しかも火要鎮のオチがまた。。。Σ(°Д°;

大友さん、かなり記憶に残る終わり方をされましたね。。。

あ、それと、いつものプログラム紹介で御座います↓

今回は開封する決心が付かなかったので、表紙だけの撮影で止めて了いました( ̄Д ̄;)
(もう少し詳しく知りたい方はコチラをどうぞ)

本作に関してはこんなところですかね。

では最後に。

日本を象徴する様な映画SHORT PEACEを観たので、劇場の新宿ピカデリー近くにある花園神社に立ち寄ってみました↓

別にお祭りと云う訳では御座いませんが、何やら催し物が組まれていた様で鳥居付近は中々賑やかでしたよ(^-^)

更に、ふと空を見上げると…↓

鰯雲!?がこれまた印象的に初夏の空をデコレートしてくれていました(^◇^)v

日本って良い国だな…

と思わせてくれた上に花園神社にも、ふと足を運びたくなる氣持ちにさせてくれたSHORT PEACE。

この日本人独特の感覚を、SHORT PEACEで存分に味わって頂ければ幸いです!(*´д`)

 

 

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