オガワトリーのモノガタリー 29

閉ざされた森こと、BASICの記事で触れた芥川 龍之介氏の短編小説「藪の中」。

あれから氣になって了い、藪の中が載っている地獄変を買って了いました( ̄~ ̄)ξ

で、早速一読してみると。。。

やっぱり芥川作品って面白いですね!!

私がちゃんと内容把握している彼の作品は、羅生門&蜘蛛の糸の2作品(;´Д`)

藪の中に関しては、物語の上っ面な流れしか把握していなかった私。。。

それなのに、BASICでは藪の中を引き合いに出して物、語っているのだから始末が悪いですね(-_-;)

さて、そんな私の情報は一先ず置いとくとして、今回のモノガタリーの題材について少し綴っていきますね。

井の中の蛙な私で恐縮ですが、本作についてガッツリ把握している方、かなり多いと思います。

なので、今更なモノガタリーネタかもしれませんが、御時間ある方は御付き合い下さいな(*・з・)

BASICでは二人のレンジャー訓練生が森での出来事を事情聴取されますが、藪の中で事件に絡む主要キャラは3人。

一組の夫婦&盗人です。

んで、あらすじとして、この夫婦の旦那が胸を一突きに死んでしまうのですが…

不可思議な事に、この3人の証言が皆バラバラなんです。。。

各々が男を殺したのは自分だ!
(旦那は降霊の儀式により、巫女の口を借り藪の中の一件を語ります)←故に旦那は自殺したと語ります。

三者三様の言い分で、全く真相が見えない一人の男性侍に関する死。

藪の中は、読者様がそれぞれの憶測や推理、
見解を綴っているのでソレを眺めているだけでもお腹一杯になれる秀作小説ヽ(゚∀゚ )ノ

果たして旦那である武弘の死については何が真実なのか!?

内容把握している人同士なら、お互いの持論で話が弾み、酒の肴になる事間違い無しでしょう(^◇^)v
↑言い過ぎでしょうかね(-_-;)

私個人としては、武弘の妻である真砂が黒幕と踏んでいるのですが。。。

盗人である多襄丸は「武弘と斬り結んだ挙句、胸を貫いた」と語るのですが、
太刀をキンキンやるって現実的には考えにくい現象らしいのです。

徳弘正也さんが描いた狂四郎2030という漫画の主人公、狂四郎も刀で戦う漢なのですが…

刀同士をぶつけると簡単に刃毀れ等が生じるという事で、
名刀を扱うエネミーに対して狂四郎は進んで斬り合う事は了せんでした。

漫画だけのネタかと思いきや、どうやら信憑性の高い話の様で、
時代劇等で行なわれるチャンバラは実際にはあり得ないらしいのですが。。。
(↑その辺を“見て知っている”訳ではないので、結局私は憶測でモノガタッテいますけど…)

この情報が正しいと踏んでいる私なので、多襄丸の告白はどうしても信じきれないんですよね(°Д°)

多襄丸がどんな告白をしているかも含め、私の様に未読の方、
若しくは内容忘れている方は私個人の意見や他の方の感想を踏まえた上で、
藪の中を読んでみると更に面白いかもしれません(。・∀・)y

短編なのでページ数は17ページ程。

2時間もあればどんな人(私の様な読書ペースが遅い人も)でも読み終わると思うので、
是非ご一読下さい(*・з・)

しかし、芥川作品は時代背景が昔話なので、使わない用語が多く出てきますね。

如露亦如電や杪、腥い等、振り仮名が無かったら読めない漢字が多い事多い事
↑因みに左から、にょろやくにょでん、うら、なまぐさい、という読み仮名でした。

芥川作品、漢字&言葉の勉強にガッツリなりますね!!

 

 

地獄変 (ハルキ文庫 あ 19-2 280円文庫)