SURROGATES

2009年
監督:ジョナサン モストウ
脚本:マイケル フェリス/ジョン ブランカトー
原作:ロバート ヴェンディティ/ブレット ウェルデル
製作:デヴィッド ホバーマン/トッド リバーマン/マックス ハンデルマン
製作総指揮:デヴィッド ニックセイ/エリザベス バンクス
音楽:リチャード マーヴィン

おこがま採点:50点

あらすじ↓

サロゲートと呼ばれる人間に似せた身代わりロボットを使い、日々の生活を送る様になったアメリカ国民。

サロゲートのおかげで、伝染病や事故や犯罪等を人間本人が被る事は激減し、
良い事尽くしの革命的技術と思われました。

しかし、ある事件をキッカケに物語は動き始めます。

BRUCE WILLIS演じるFBI捜査官のトム グリアーとRADHA MITCHELL演じるジェニファー ピータースは、
一人のバイクマンが起こした交通事故の通報を受け、現場に赴きました。

交通事故自体はこれといった問題はなく事故当事者のバイクマンも既に現場から立ち去った後。

問題は事故の起きたすぐ側に、男女2体のサロゲートが倒れていた事案。

その2体を調べてみると、どちらも頭部が黒こげになり、激しく損傷しているという異様な状況でした。

更に不可解な事に、サロゲート頭部に埋め込まれたチップを確認すると、男の方は登録記録がない為、
オペレーター(サロゲートを操る人物)が不明の個体だったのです。

仕方なく、女のサロゲートのオペレーター宅へグリアーとピータースが訪れると、
そこには鼻や耳から血を出し、死んでいるオペレーター(男)の姿が!

サロゲートへのダメージが操る人間に伝わる事などないはずなのに、死んでいるオペレーター。

そして、登録記録のない個体のオペレーターが分かった事により……

公開当時、結構大々的にCMされていた氣がする本作。

実際に観てみると、まあ面白くもつまらなくもない映画でした(毎度毎度おこがましいですね(ノω・、))

こういう設定は、私自身古い人間な為か、パーマンのコピーロボットを思い出します。
(そしてパーマンのコピーロボットと言えば、ジョジョの奇妙な冒険のサーフィスが思い出されます(*゜▽゜*))

例の如く、脱線氣味なので本作に話を戻しますね。

えっと、映画としての世界観はウィル スミス主演映画のI,Robotに似ていますかね。

生身の人間よりもロボットが社会生活の中心となっている世界観に関しては両者共通の部分です。

しかし、両者で大きく違うのはテーマとなるロボットの存在。

アイ ロボットを例えに出して綴ってしまっていますが、本作もアイ ロボットもタイトルにソレを掲げているので、
ロボットの存在を観客に訴えかけているのはタイトルからも見て取れます。

しかし、アイ ロボットの方は完全にプログラミングされ自発的に動くロボットに対し、
本作の方は腐っても人間が操作する操り人形というポジション。

この設定で、アイ ロボットとは似て非なる映画だと私は思います。

ここまで、アイ ロボットと比較して話を進めて来たので、ここから先は本作に限った話を進めていきますね。

先ず、あらすじをもう少し綴ると、登録記録がないサロゲートのオペレーターは、
実際このサロゲート技術を生み出したJAMES CROMWELL演じるキャンター博士の
一人息子と分かります。

もちろん、あらすじに綴った男同様、キャンター博士の息子も死んでしまっています。

その事実を知ったキャンター博士から犯人探しの依頼を受けて~というのが本作の流れ。

身体障害者や人間自身の安全や平和の為に生まれたサロゲートでしたが、
今ではサロゲートを通じて人が死ぬというあってはならない事態が起きてしまいます。

このポイントを強調する狙いもあってか、話の中ではアンチサロゲートを掲げる人間集団も出てきます。

「日常生活を人形に肩代わりさせる等、人として生きているとは言えない」や
「いつかは本当のロボットが社会の中心となる!」等、
人間としての人権や存在価値を尊ぶ超少数派な人々の存在。

彼等の存在も物語には大きく絡んできて、本作はサスペンス色が強いアクション作品となっております。

なかなか、面白そうな話なのに、やっぱりラストが見えてしまうのは…(´Д⊂
↑相変わらずおこがましいですね。。。

ここまでサロゲートの存在を強調されると、結局オチはこうなるんじゃないの!?と、
色々な映画や書物を嗜む方には予想が付いてしまうかもしれませんね。

そう、私がこのおこがま採点を付けさせて頂いた理由はソコなんです(´;ェ;`)

結局はそうなるなら、ね。。。

という感想になってしまい、何とも言えない氣持ちに観終わった後なってしまいました( TДT)

只、政治的特色も強く醸し出していましたよ!

この頃はまだブッシュ政権下だと思うので、話の途中にサロゲートを兵士として利用するシーンも出てきます。

多分、アメリカ国家としても、人間に掛かる多額の軍事費をロボット技術に転用してコスト削減出来ないものか、
という考えはあると思われます。

そういった軍事費用に関する着眼点も、
ブッシュ政権だからこそ本作に取り入れた映画にしたのではないか!?という氣がしてなりません。

この監督が戦争に対してどういう考えを持っているのかは窺い知れませんが、ブッシュ政権は戦争大好き、
という事だけは観ていて感じました。
(何か本作とはまた脱線氣味で終わってしまいました)

 

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