2006年
監督:トム ティクヴァ
脚本:トム ティクヴァ/アンドリュー バーキン/ベルント アイヒンガー
原作:パトリック ジュースキント
製作:ベルント アイヒンガー
製作総指揮:フリオ フェルナンデス/アンディ グロッシュ/サミュエル ハディダ/マヌエル マーレ/
マーティン モスコウィック/アンドレアス シュミット
ナレーター:ジョン ハート
音楽:トム ティクヴァ/ジョニー クリメック/ラインホルト ハイル
撮影:フランク グリーベ
おこがま採点:95点
邦題『パフューム:ある人殺しの物語』
あらすじ↓
舞台は18世紀フランス。
BEN WHISHAW演じるジャン=バティスト グルヌイユは悪臭&腐臭漂う魚市場に産まれ堕ちます。
母親にとっては赤子等、商売を邪魔する存在でしか無い為、生んで早々にジャンを魚の死骸の群れに放り出します。
この母親から生まれたジャンの兄弟は皆死産or直ぐに息絶える運命に遭って居り、
今回のジャンも魚の死骸と共に川に捨てられる予定でした。
しかし今回のケースは今迄と違い、ジャンは自身に備わった特別な能力で死を回避する事が出来ました。
その能力とは、異常な嗅覚。
魚市場の酷い臭いを隅から隅まで嗅ぎ分けられた赤ん坊のジャンは、そこで初めて大きな産声を上げます。
この泣き声に氣付いた民衆によってジャンは育児所に保護され、
代わりに母親は我が子を殺そうとした罪で絞首刑に処されます。
異常な嗅覚から育児所の子供達から疎まれる存在となっていたジャン=バティスト。
そんな異常嗅覚者のジャンが皮革職人(!?)の親方に売り飛ばされる事により、物語の歯車は廻り始めていき……